Kindleストアで購入した電子書籍を読むのに最適化された電子ペーパー端末、Kindle端末。
現在は6つの製品ラインナップがあり、利用シーンに合わせて最適なモデルを選ぶことができます。
ただ、いざ購入しようと思うと、次のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
- 製品ごとの違いがわかりづらい
- 容量別にダウンロードできる冊数の目安はどれくらい?
- そもそもKindle端末で読書するメリットは何?
そこで本記事では、Kindle端末選びで感じやすい疑問をすっきり解消できるよう、ポイントをまとめました!
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Kindle端末はどれがいい?〈Kindle端末のメリット・デメリット〉
Kindle端末は、電子ペーパーディスプレイ(E-inkディスプレイ)を搭載した電子書籍リーダーです。
見た目はタブレットに似ていますが、採用されているディスプレイ技術はまったく別物。デジタルと紙の本、それぞれの良さを掛け合わせたようなデバイスなのが大きな特徴です。
具体的なメリットはたくさんあり、僕自身も5年以上、Kindleでの読書を習慣にしています。
Kindle端末で読書するメリット
- ブルーライトを発しない(入眠を妨げない)
- 大量の書籍を持ち歩ける
- 軽いので長時間使っても腕が疲れにくい
- 防水対応でお風呂でも読書を楽しめる
- ハイライトを引いてメモができる
- 電池持ちが良い(8〜10週間ほど持つ)
Kindle端末で読書するデメリット
- 画面切り替えがタブレットよりややもっさり
- カラー表示に対応していない
また、Kindleの書籍はスマホやタブレットでも読むことが可能です。ただし、それらの端末に大量の本をダウンロードすると、データ容量を圧迫してしまうのが難点。
読書専用のKindleを持っておけば、普段使っているスマホの容量を節約できる点も大きなメリットです。
Kindle端末はどれがいい?〈比較表〉
スマホやタブレットでの読書とは違い、紙の本に近い感覚で楽しめるのがKindle端末です。
現在、Kindle端末には8つの製品ラインナップがあり、それぞれ次のようなスペックの違いがあります。
Kindle端末のラインナップ
- Kindle(無印)
- Kindle Paperwhite
- Kindle Paperwhite シグネチャーエディション
- Kindle Scribe
- Kindle Colorsoft
- Kindle Colorsoft シグネチャーエディション
- Kindle キッズモデル
- Kindle Paperwhite キッズモデル
スペック比較表
モデル | 世代・発売 | 容量 | 画面サイズ | 重さ | 解像度 | 防水 | カラー表示 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Kindle 無印 | 第11世代(2024年10月) | 16GB | 6インチ | 158g | 300dpi | ✕ | ✕ | 最も軽量・コンパクトで価格も安い |
Paperwhite | 第12世代(2024年10月) | 16GB | 7インチ | 211g | 300dpi | ◯ | ✕ | 防水対応、オールラウンダー |
Paperwhite シグネチャー | 第12世代(2024年10月) | 32GB | 7インチ | 214g | 300dpi | ◯ | ✕ | ワイヤレス充電・大容量 |
Scribe | 第2世代(2024年10月) | 16/32/64GB | 10.2インチ | 433g | 300dpi | ✕ | ✕ | ペン対応で手書きメモ可能 |
Colorsoft | 第1世代(2025年7月) | 16GB | 7インチ | 215g | 300dpi | ◯ | ◯ | 初のカラー表示モデル |
Colorsoft シグネチャー | 第1世代(2025年7月) | 32GB | 7インチ | 219g | 300dpi | ◯ | ◯ | ワイヤレス充電対応 |
Kindle キッズ | 第11世代(2024年10月) | 16GB | 6インチ | 256g | 300dpi | ✕ | ✕ | Amazon Kids+ 1年無料付き |
Paperwhite キッズ | 第12世代(2024年10月) | 8/16GB | 7インチ | 321g | 300dpi | ◯ | ✕ | 防水付きのお子様向けモデル |
比較ポイント① 端末サイズ
上位モデルになるほど画面サイズが大きくなります。
持ち運び重視なら「Kindle無印」や「Paperwhite」、漫画やPDFを大画面で楽しみたいなら「Scribe」がおすすめです。
比較ポイント② 防水性能
防水対応なのは Paperwhite系・Colorsoft系・Paperwhiteキッズ。
お風呂で読書したい方は、このラインから選びましょう。
比較ポイント③ 容量の違い
16GB〜64GBまで機種によって選べます。
漫画や雑誌をまとめて保存したい方は 32GB以上を選んでおくと安心です。
比較ポイント④ モデルごとの特徴
- Kindle無印:軽量・安価で入門に最適
- Paperwhite:防水付きで万能モデル
- Paperwhite シグネチャー:大容量&ワイヤレス充電対応
- Scribe:ペン対応でメモや資料に最適
- Colorsoft:初のカラー表示対応、漫画や雑誌向き
- Colorsoft シグネチャー:カラー&ワイヤレス充電対応の上位版
- Kindle キッズ:Amazon Kids+ 1年無料、専用カバー付き
- Paperwhite キッズ:防水対応で安心感のある子ども向けモデル
Kindle端末はどれがいい?〈目的別おすすめ〉
Kindle Paperwhite
Kindle端末の中でも最も人気が高いのが Kindle Paperwhite。
防水対応しているため、場所を選ばず読書を楽しめるのが大きな魅力です。
第11世代から第12世代への進化ポイントは以下のとおり。
- ページ送りの速度が25%アップ
- 画面サイズが6.8インチ → 7インチへ大画面化
- バッテリー持ちが最大10週間 → 12週間へ延長
- 容量が「8GB / 16GB」から「16GBのみ」に変更
ページ送りのスムーズさやバッテリー性能が向上し、さらに快適に使えるようになりました。
一方で、容量の選択肢が減ったことやスペックアップによる価格上昇はデメリット。ただし、全体的なコスパの高さは間違いありません。
Kindle Paperwhiteがおすすめな人
- お風呂で読書を楽しみたい方
- 漫画をよく読む方
- 軽さと使いやすさのバランスを重視したい方
Kindle(無印)
最も安価に購入できるエントリーモデルが Kindle(無印)。
7つのラインナップの中で最もコンパクトなモデルなので、旅行や出張のお供にもぴったりです。
上位モデルである Kindle Paperwhite(第12世代)と比べて劣る点は次の2つ。
- 防水機能がない
- 画面サイズがやや小さい
これらに特別な魅力を感じない方であれば、まずは無印Kindleで電子ペーパーディスプレイの良さを体験するのがおすすめです。
Kindle(無印)がおすすめな人
- とりあえず電子ペーパーを試してみたい方
- お風呂で読書をしない方
- 読書が小説やビジネス本メインの方
- とにかく軽い端末を求める方
Kindle Colorsoft
Kindleシリーズ初の カラー対応モデル。
表紙や挿絵、リンクなどがカラーで表示されるため、検索性や視認性が向上。漫画や資料集、アートブックなど、カラー重視の読書に最適です。
自然な色合いで長時間でも疲れにくく、紙の印刷に近い雰囲気を再現している点も好評。ただし、以下の注意点があります。
- 白黒表示がややにじむ/容量不足を感じることがある
- 自炊PDFはカラー非対応
- Paperwhiteとほぼ同等スペックながら価格差は約17,000円
Kindle Colorsoftがおすすめの人
- 漫画や画集、挿絵入りの小説を楽しみたい方
- 長時間読書でも目の疲れを軽減したい方
Kindle Paperwhite シグネチャーエディション
先ほど紹介したKindle Paperwhiteの 上位モデル にあたるのがシグネチャーエディションです。
通常モデルとの主な違いは次の2点。
項目 | 通常モデル | シグネチャーエディション |
---|---|---|
容量 | 16GB | 32GB |
ワイヤレス充電 | × | ◯ |
価格差は約5,000円。さらに別売りのワイヤレス充電スタンドを合わせると、合計で9,000円ほどの差になります。
Kindleはもともと電池持ちが非常に良く、充電頻度も少ないため、無理に上位モデルを選ぶ必要はないでしょう。
シグネチャーエディションがおすすめの人
- ワイヤレス充電を使いたい方
- 防水性能を備えた大容量(32GB)モデルが欲しい方
Kindle Scribe
Kindle端末の中で最も大きな 10インチ画面 を備えたモデルがScribeです。
他のKindle端末は読書などインプット作業に特化していますが、Scribeは次のようにアウトプット機能も充実しているのが特徴。
- タッチペンで手書きメモを取りながら読書ができる
- Microsoft Wordから直接データを送信し、表示・編集できる
- 横向き表示で2ページを並べて読める
一方で、価格が5万円を超える高級モデルという点は大きなハードル。
正直、iPad(無印)+Apple Pencilを購入したほうが、トータルで満足度が高い場合もあります。
また、最上位機種でありながら 防水非対応 というのもデメリット。
そのため、初めてKindleを買う方にはあまりおすすめできません。
Kindle Scribeがおすすめの人
- お風呂で読書をしない方
- 読書中に手書きメモを残したい方
- 10インチクラスの大画面デバイスが欲しい方
Kindle Colorsoft シグネチャーエディション
先ほど紹介したKindle Colorsoftの 上位モデル がシグネチャーエディションです。
通常モデルとの主な違いは次の2点。
項目 | 通常モデル | シグネチャーエディション |
---|---|---|
容量 | 16GB | 32GB |
ワイヤレス充電 | × | ◯ |
価格差は約5,000円。さらに別売りのワイヤレス充電スタンドを購入すると、合計で9,000円ほどの差が出ます。
Kindleはそもそも電池持ちが良く、充電頻度も少ないため、ワイヤレス充電に強いこだわりがなければ通常モデルで十分です。
シグネチャーエディションがおすすめの人
- ワイヤレス充電を使いたい方
- 防水対応かつ大容量(32GB)のモデルが欲しい方
Kindle Paperwhite キッズモデル
2024年10月に発売された Kindle Paperwhite(第11世代)ベースのキッズモデル。
通常のPaperwhite(第12世代)の機能に加え、次のような特徴があります。
- 個性的なデザインの背面カバーが付属
- 「Amazon Kids+」が1年間無料
- ペアレントダッシュボードで保護者が読書状況を確認できる
「Amazon Kids+」は、子ども向けの本1,000冊以上が月額980円で読み放題になるサブスクサービス。
1年間の利用料は11,760円に相当するため、端末代の約6割を回収できる計算になります。
継続利用を考えている家庭にとって、コスパの良い選択肢です。
Kindle Paperwhite キッズモデルがおすすめの人
- Amazon Kids+を継続して利用したい方
- 容量多めのキッズモデルが欲しい方
- 防水対応の端末を選びたい方
Kindle キッズモデル
2024年10月に発売された Kindle無印ベースのキッズモデル。
仕様は通常のKindle無印とほぼ同じですが、次のような特徴があります。
- 個性的なデザインの背面カバーが付属
- 「Amazon Kids+」が1年間無料
- ペアレントダッシュボードで保護者が読書状況を確認できる
「Amazon Kids+」の1年間分(11,760円相当)が含まれるため、端末代をほぼ回収できる計算です。
低価格で導入できるため、最初の1台としては選びやすいモデルです。
Kindle キッズモデルがおすすめの人
- Amazon Kids+を継続して利用したい方
- 容量は少なめで良いのでコストを抑えたい方
- 防水非対応でも問題ない方
Kindle Oasis
2024年のKindle端末一斉リニューアルで現行ラインナップから外れてしまった Kindle Oasis(第10世代)。
充電ポートがmicroUSBである点はやや不便ですが、次のような魅力はいまだに健在です。
- 物理的なページ送りボタンを搭載
- 32GBの容量を選べる
- 防水対応
特に「漫画を快適に読みたい」「大容量モデルが欲しい」という方にとっては、十分検討に値するデバイスです。
中古の在庫も豊富に出回っているため、気になる方はメルカリなどで探してみるのもよいでしょう。
Kindle Oasisがおすすめの人
- 主に漫画を読むために大容量モデルを探している方
- 物理ボタンでサクサクページをめくりたい方
- 充電ポートがmicroUSBでも気にならない方
Kindle端末はどれがいい?〈ダウンロード冊数〉
Kindle端末は、機種ごとに 8GB〜64GB の容量から選べます。
「容量を増やすと、実際にどのくらい本を保存できるのか?」
そんな疑問を解消するために、ジャンルごとの目安をまとめました。
ジャンル | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
---|---|---|---|---|
小説 | 約1,600冊 | 約3,200冊 | 約6,400冊 | 約12,800冊 |
ビジネス書 | 約533冊 | 約1,066冊 | 約2,133冊 | 約4,266冊 |
漫画 | 約100冊 | 約200冊 | 約400冊 | 約800冊 |
雑誌 | 約50冊 | 約100冊 | 約200冊 | 約400冊 |
※保存できる冊数は目安であり、作品ごとのファイルサイズによって前後します。
Kindle端末はどれがいい?〈広告あり・なし〉
2024年のKindle端末一斉リニューアル以降、広告ありモデルは廃止 されました。
ただし、中古市場では2023年以前に販売されていた「広告あり端末」がまだ多く出回っています。購入を検討している方のために、両者の違いを簡単に整理しました。
待ち受け画面
- 広告あり:待ち受け画面が広告に固定される。ロック解除の際に広告をスキップするひと手間が増える。
- 広告なし:本や端末に関する広告は表示されず、すぐに読書を始められる。
ホーム画面
- 広告あり:画面下部に帯状の広告バナーが常時表示され、やや圧迫感がある。
- 広告なし:広告バナーがなく、シンプルな画面構成。
Kindle端末はどれがいい?〈セール情報〉
Amazonでは毎年、下記のようなスケジュールでセールが実施されています。
セール時にはAmazonデバイスが大幅に割引されることもありますが、Kindle端末は割引率が比較的小さい傾向です。
それでも安く買うなら、6月(プライムデー) と 11月(ブラックフライデー) が狙い目です。
セール名 | 時期(目安) | 割引率 | 特徴 |
---|---|---|---|
プライムデー | 7月頃 | 最大30〜40%オフ | Amazonプライム会員限定の特大セール |
ブラックフライデー | 11月下旬 | 最大30%オフ | 年末商戦を代表するビッグセール |
新生活セール | 3月頃 | 最大15〜20%オフ | 新年度・新生活スタートを応援するセール |
タイムセール祭り | 毎月数回開催 | 10〜15%オフ | 短期間限定のセールイベント |
Kindle端末はどれがいい?〈よくある質問〉
Q1. Kindle端末が安くなる時期ってあるの?
A. Amazonのセール時に割引される可能性があります。過去の実績では 2〜3割引 で販売されることが多いです。
Q2. Kindle端末の広告あり/なしの違いは?
A. 主に 待ち受け画面とホーム画面 に広告が出るかどうかの違いです。
広告ありの場合、ロック解除時にひと手間かかる点も注意ポイントです。
Q3. おすすめのKindle端末はどれ?
A. Kindle Paperwhite がおすすめです。
防水対応で場所を選ばず読書でき、価格も2万円台とコスパに優れています。
Q4. Paperwhiteの通常モデルとシグネチャーエディションの違いは?
A. シグネチャーエディションは ワイヤレス充電対応 & 32GBの容量を選べる 点が異なります。
Q5. Kindle端末は使いにくい?操作感はどんな感じ?
A. スマホやタブレットとは操作感が異なるため、最初は戸惑うかもしれません。
Q6. Kindle端末とFireタブレットの違いは?
A. Kindle端末 は読書に特化したデバイス。
一方で Fireタブレット は通常のタブレットとして、動画視聴やWebブラウジングも楽しめます。
Kindle Paperwhiteのお得な購入方法
Kindle Paperwhiteを、お得に購入する方法をご紹介します。
Kindle端末には購入時にオプションとして、3ヶ月分のKindle Unlimited(2,940円相当)をつけることができます。
しかもお値段そのままでつけられます。
つまり約3,000円得できちゃうわけです。
詳しくは、端末の【3ヵ月分のKindle Unlimitedつき】購入方法にて解説していますよ。
Amazonでお得に買い物する方法
最後に、Amazonでお得に買い物する方法をご紹介しておきます。
Amazonでお買い物するなら、Amazonプライムの会員になっておくのがお得です。
なぜならプライム会員は先行タイムセールへの参加・会員限定価格での商品購入・お急ぎ便と時間指定便の利用可・送料無料の特典が利用できるからです。
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【まとめ】Kindle端末はどれがいい?全8種比較&目的別おすすめ
Kindle端末は、読書に特化したシンプルかつ快適なデバイスです。
2025年現在は8つのラインナップがあり、用途や好みに合わせて選ぶことができます。
- コスパ重視なら → Kindle Paperwhite
- カラー重視なら → Kindle Colorsoft
- 大画面や手書きメモを使いたいなら → Kindle Scribe
- 子ども向けなら → キッズモデル
セール時期を狙えばさらにお得に購入できるため、買うタイミングも大切です。
どのモデルにするか迷ったら、まずは万能型で人気の高い Kindle Paperwhite を選べば間違いありません。