NISAとiDeCoはどっちがお得?5つの違いを比較表で徹底解説

成長
困っている人
社会人にも慣れてお金にも少し余裕が出てきたし、資産運用を始めてみたいな。初心者はNISAとiDeCoがいいらしいけど、自分にはどっちが合っているんだろう。違いを詳しく知りたいな。

こんなお悩みを解決します。

✅この記事で得られること

  • NISAとiDeCoの違い
  • NISAとiDeCoのどっちが自分に合っているか

✅本記事の信頼性

  • ざきおは政府系金融機関勤務の経験があり、FPや簿記の資格も所有しているので、お金の知識は人一倍備えています。
  • 実際に株式・証券・仮想通貨などの投資経験があります。
  • つみたてNISAの1年目運用利回り17.3%の実績もあります。
そんなざきおが、初心者目線でNISAとiDeCoの違いを丁寧に解説していきます。
ざきお

この記事では、NISAとiDeCoの違いや向き不向きが理解できます。

記事を読み終える頃には、NISAとiDeCoの違いがしっかり理解でき、自分に合った運用方法で安心して資産運用をスタートできますよ

基礎的なところから比較表を使って丁寧に解説しますので、安心して下さいね。
ざきお

さっそく本題へ移りましょう。

NISAとiDeCoとは

計画を立てている人

まずはNISAとiDeCoの概要についてです。

NISAとは、投資で得た利益にかかる20.315%の税金を期間内ゼロにできる少額投資非課税制度のことです。

NISAには一般NISAとつみたてNISAがありますが、この2種類のNISAは併用不可となっています。

そのためどちらか一方のNISAを選択して利用しなくてはなりません。

✅一般NISAとつみたてNISAの違いは、以下の記事でわかりますよ。

コインとペン
一般NISAとつみたてNISAはどっちがお得?3つの違い徹底解説

一方でiDeCoとは、個人型確定拠出年金のことで、自分で将来のために月々の積立金額となる掛金を設定し積み立てる個人年金になります。

NISAとiDeCoは併用可能なので、一般NISAとiDeCo、つみたてNISAとiDeCoといった形で両方利用することができます。

NISAとiDeCoの違い

虫眼鏡

NISAとiDeCoの違いは以下の通りです。

一般NISAつみたてNISAiDeCo
対象者日本に住む20歳以上の人日本に住む20歳以上の人・個人事業主
・公務員
・企業勤めで企業型確定拠出年金のない方
・企業勤めで企業型確定拠出年金規約で個人確定拠出年金への同時加入が認められている方
投資できる期間5年20年60歳まで
非課税期間投資を始めた年から5年投資を始めた年から20年全額受け取り完了まで
年間投資額の上限120万円40万円職業により144,000円~816,000円
税制優遇運用益が非課税運用益が非課税・運用益が非課税
・所得税と住民税が減額
・受け取り時大きな控除あり
投資対象商品株式・投資信託金融庁の条件を満たした投資信託投資信託・定期預金・保険
投資方法自由積み立てのみ積み立てのみ
資産の現金化いつでも可いつでも可60歳まで不可

比較表からもわかるように、NISAとiDeCoの共通点は「運用益が非課税」であることのみです。

一方でNISAとiDeCoの違いは、「運用期間・投資額・税制優遇・対象商品・途中引き出しの可否」の5つとなります。

順番に見ていきましょう。

運用期間

運用期間は、NISAが5年・20年に対してiDeCoは60歳までとなっています。

つまりNISAはいつ始めても投資可能期間は変わりませんが、iDeCoは投資を始めるのが遅れると投資可能期間も減ってしまい、ひいては投資可能額も減少してしまいます。

そのためiDeCoは歳をとってから始めて、若い頃から始めておかなかったことを後悔しても遅いのです。

iDeCoを始めるなら、若いに越したことはないというわけですね!
ざきお

以上から運用期間の観点においては、NISAよりもiDeCoの方が優先度が高いといえます。

投資額

投資額について、NISAの上限は年間120万円・40万円で、最低金額は設定されていません。

一方でiDeCoは最低5,000円からで、上限金額は公的年金の加入状況によって決まります。

iDeCoの上限金額は職業により月々5,000円〜68,000円となり、掛け金の設定は年一回変更可能です。

具体的には自営業者なら年間816,000円、会社員なら年間144,000円〜276,000円、専業主婦なら年間276,000円が上限です。

月々5000円以下ならつみたてNISA、月々68,000円以上投資したいなら一般NISAにしなくてはいけないわけですね。
ざきお

税制優遇

NISAとiDeCoの大きな違いに税制優遇があります。

NISAの場合は運用益にかかる20.315%の税金が非課税となります。

一方でiDeCoの場合は運用益にかかる税金に加え、所得税・住民税の軽減、受け取り時の税金軽減があります。

つまり税制優遇面では、NISAよりもiDeCoの方が優れていると言えるでしょう。

節税目的で資産運用するならiDeCoですね。
ざきお

対象商品

NISAの対象商品は、投資信託や株式など元本保証されないものとなります。

一方でiDeCoの対象商品は、投資信託の他に定期預金や保険など元本保証されるものも含まれます

そのためリスクを最小限に抑えて、貯金感覚で運用するならiDeCoがおすすめです。

株式や投資信託で多少リスクを取ってでも資産を増やしたいならNISA、ローリスクで貯金よりはマシ程度の運用で良いならiDeCoが適していますよ。
ざきお

途中引き出しの可否

税制優遇面と同じくNISAとiDeCoの大きな違いとして途中引き出しの可否があります。

NISAは運用資産をいつでも現金化することができます

一方でiDeCoは原則60歳まで現金化することができません

そのため老後資金ならばNISAでもiDeCoでも大丈夫ですが、結婚資金・教育資金・住宅資金などを想定するならば、NISAでなくてはいけません

資産運用の目的をしっかり考えてみましょう。
ざきお

以上から資金使途の柔軟性はNISAが圧倒的に勝るといえます。

NISAとiDeCoのメリット・デメリット

以上のNISAとiDeCoの違いを踏まえて、メリットでメリットを考えると以下になります。

NISAiDeCo
メリット・株式投資できる
・いつでも現金化でき、資金使途の柔軟性が圧倒的
・少額から始められる
・年間投資可能額が高い
・定期預金・保険も選択できる
・税制優遇が圧倒的
・運用期間が60歳までと長い
デメリット税制優遇が運用益のみ・株式投資できない
・現金化できるのは60歳以降
・最低月5,000円から

つまり両者の最も大きなメリットは、NISAが資金使途の柔軟性、iDeCoが税制優遇です。

老後資金以外の使い道も考えるならNISA、節税効果を求めるならiDeCoというわけですね。
ざきお

✅NISAのメリット・デメリットをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめですよ。

お金と時計
つみたてNISA7つのメリットと6つのデメリット【初心者用】

NISAとiDeCoはこんな人におすすめ!

計画

以上を踏まえて、NISAとiDeCoのどっちがおすすめなのかお教えします。

NISAはこんな人におすすめ!

NISAは以下のような人におすすめです。

  • 結婚資金・教育資金・住宅資金など、60歳以前にまとまった資金が必要な人
  • 多少リスクをとっても、大きな運用成果を目指したい人
  • まとまった資金があり、大きく投資したい投資経験者

老後資金以外の資金使途を考えていたり、若くて多少リスクも取れる人にはNISAがおすすめです

iDeCoはこんな人におすすめ!

iDeCoは以下のような人におすすめです。

  • 節税効果を高めたい人
  • 老後資金を作りたい人
  • リスクは最小限で資産運用したい人

iDeCoは60歳まで引き出せません。

しかしだからこそ、貯金が苦手な人でも老後資金を形成できます

また元本保証された状態で安心して運用することもでき、おまけに節税もできてしまう一石二鳥の制度といえます。

NISAとiDeCoを併用する

NISAとiDeCoは併用できますので、資金に余裕があるなら絶対に併用すべきです。

NISAとiDeCoを併用する際、一般NISAとつみたてNISAのどちらが良いかもお話ししておきます。

一般NISAとiDeCoの併用はこんな人におすすめ!

一般NISAとiDeCoの併用は、以下のような人に適しています。

  • 老後資金を貯めつつ、数年以内に使うお金も貯めたい人
  • 老後資金を貯めつつ、一括投資や株式投資にも挑戦したい人

一般NISAは期間5年・年間120万円までなので、数年以内に結婚資金や教育資金を考えている人に最適です。

また老後資金はローリスクで運用したいが、余剰資金で多少リスクのある株式投資などに挑戦したい場合もおすすめです。

つみたてNISAとiDeCoの併用はこんな人におすすめ!

つみたてNISAとiDeCoの併用は、以下のような人に適しています。

  • 老後資金も貯めたいが、結婚資金・教育資金・住宅資金など十数年後の資金も必要な人
  • iDeCoだけでは老後資金が不安な人

つみたてNISAは期間20年・年間40万円までなので、一般NISAに比べるとiDeCoに似た制度といえます。

そのためiDeCoと同様に老後資金目的で運用したり、人生の要所の資金の形成がしたい人におすすめです。

NISAとiDeCoを併用して損をすることはないので、資金に余裕があるなら両方利用しましょう。

まとめ:NISAとiDeCoを活用して、将来の生活を豊かにしよう!

感動している人

以上がNISAとiDeCoの違いとなります。

最後に簡単におさらいしましょう。

  • 老後資金以外の資金使途ならNISA
  • 節税目的ならiDeCo
  • 資金に余裕があるなら併用すべき
  • 一般NISAとiDeCoの併用は、老後資金も貯めたいが、近々まとまったお金も必要な人に最適
  • つみたてNISAとiDeCoの併用は、老後資金をさらに貯めたい人や、十数年後にまとまったお金が必要な人に最適

現在では預金の利息はほとんど期待できず、ATM手数料一回でマイナスです。

その点資産運用なら、長期的に複利の力も合わさって預金を遥かに上回る運用成果が期待できます。

そんな資産運用を、税制優遇された圧倒的有利な立場から始められるのがNISAとiDeCoなのです。

無理のない範囲でコツコツと積み上げていきましょう。

将来の生活を豊かにする第一歩を、いま踏み出そう!

✅実際の資産運用がどんな感じなのか知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

お金
初心者必見!つみたてNISA運用1年目の成果【2020年12月】

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