
こんなお悩みを解決します。
✅この記事で得られること
- つみたてNISA運用1年目の成果
- つみたてNISAのおすすめ戦略
✅本記事の信頼性
ざきおは政府系金融機関に勤務していた経験があり、FPや簿記の資格も取得しておりますので、お金に関する知識は人一倍備えています。
また、これまでに株式・証券・仮想通貨などの投資経験もあります。

この記事では、1年間のつみたてNISA運用成果と、つみたてNISAを始めるにあたって考えた戦略、今後の方針について説明していきます。
記事を読み終える頃には、投資初心者でもつみたてNISAの運用イメージがきちんとつかめますよ!

さっそく本題へ移りましょう。
目次
つみたてNISAとは

まずはつみたてNISAについて、簡単にご説明します。
つみたてNISAとは、2018年1月から始まった、つみたて投資専用の「NISA(少額投資非課税制度)」のことです。
年間40万円、最長で20年まで投資で得た利益に非課税で資産運用できるのが特徴です。
そのため少額から資産運用を始める初心者は、とりあえずつみたてNISAから始めるのがセオリーです。

まずはつみたてNISAから小さく実績を積み上げて、実際に資産運用の肌感をつかんでいきましょう。
✅つみたてNISAと一般NISAの違いについては、以下の記事を参考にしてみて下さいね。
-
一般NISAとつみたてNISAはどっちがお得?3つの違い徹底解説
つみたてNISA運用1年目の成果

つみたてNISAの概要が分かったところで、いよいよざきおの1年目の成果報告です。
結果は以下の通りです。

楽天証券のつみたてNISA口座で、年間投資上限額である40万円を積み立てて年間利回りがプラス17.3%くらいでした。
想像以上に上振れした感じの結果ですね笑
つみたてNISAは、時間と非課税制度を味方につけて長期的な視点で利益を出していくのが本質です。
そのため、目先の上振れ下振れに惑わされずに商品を持ち続けるのが成功の鉄則です。

今回の上振れの大きな要因として、以下の2点が考えられます。
- コロナの影響で経済全体が打撃を受け、価格が下がった状態でファンドを購入できた
- 経済が徐々に回復し、ファンドが適正価格まで少しずつ戻ってきている
完全にビギナーズラックですが、ここでファンドを手放してしまってはつみたてNISAの強みを活かせないので、グッと我慢して20年間持ち続ける意思を強めます。
つみたてNISAを始める前に立てた戦略

続いて、つみたてNISAを始める前に考えた運用戦略についてお話しします。
大きく分けて、以下の2点となります。
- インデックスファンドに投資する
- 1年目は色々なインデックスファンドに分散投資する
順番に解説していきますね。
インデックスファンドに投資する
まず投資信託には、大きく分けてアクティブファンドとインデックスファンドの2種類があります。
アクティブファンドとは、独自の銘柄選択や資産配分によって、株価指数などの経済指標を上回る投資成果を積極的に目指す運用方法を採用した商品のことです。
独自の運用をするので、当然手数料が割高となります。
一方でインデックスファンドとは、日経平均などの経済指標と同じような動きをする運用を目指す運用方法を採用した商品のことです。
経済指標に連動した運用を目指すという性質上、アクティブファンドに比べて手間がかからないので手数料が割安となります。
また経済指標に連動するということは、長期的に見れば経済が成長し続ける限り価格が上がり続けると考えられます。
そして現時点でざきおは、長期的な投資においてインデックスファンドに勝てるようなアクティブファンドは存在しないと結論付けています。

そのため、つみたてNISAのメリットを最大限活かすために、一度買ったファンドは20年間手放さないという運用方針とマッチするのは、インデックスファンドであるといえます。
1年目は色々なインデックスファンドに分散投資する
インデックスファンドに投資することが決まったら、次はどの銘柄に投資するかです。
過去の実績を見れば成績の良さそうな商品は大体見当がつくので一点集中でも良いとは思います。

ざきおの場合は、実際に色々な経済指標に連動したファンドを買ってみて、各々のファンドの成果を肌感で感じてみたいと思いました。
そこで最初のうちは、色々なインデックスファンドに投資してみて、その後手応えのあるファンドに重点的に投資するようシフトしようと考えています。
以下、1年目に投資したファンドの特徴を簡単に説明しておきます。
- たわらノーロード 先進国株式:MSCIコクサイ・インデックスに連動したインデックスファンド。先進国株式が投資対象なので、4つの中では最もハイリスク・ハイリターン。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動したインデックスファンド。全世界の株式に投資している感じなので、4つの中では最もローリスク・ローリターン。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド:CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動したインデックスファンド。全米株式に投資している感じなので、まずまずのリスク・リターン。
- S&P500:アメリカの代表的な株価指数である「S&P」に連動したインデックスファンド。全米株式が投資対象なので、「楽天・全米株式」と同じくらいのリスク・リターン。
以上がつみたてNISA運用1年目の基本的な戦略でした。
最後に今後の方針をお話ししていきます。
つみたてNISA運用2年目の方針

2年目の運用方針としては、手応えのあったファンドの投資額の比率をあげていこうと考えています。
具体的には、「楽天・全米株式インデックスファンド」が1年を通して手応えが良かったので、投資比率を上げていきたいと思います。
それに伴って、「S&P500」の投資比率は下げていきたいと思います。
「S&P500」と「楽天・全米株式インデックスファンド」は、全米株式が投資対象で役割が同じなので、1年目のパフォーマンスが良かった「楽天・全米株式インデックスファンド」に一本化してしまって問題ないと考えられるからです。
とりあえずは以上の方針で、引き続き運用していきます。

まとめ:つみたてNISAで資産運用の第一歩を踏み出そう!

これでつみたてNISAの運用イメージはバッチリつかめましたね。
最後に運用のコツを簡単におさらいしておきましょう。
- インデックスファンドに投資する
- つみたてNISAのメリットは、非課税制度と時間を味方につけられること
- つみたてNISAのメリットを最大限活かすために、買ったファンドは20年間手放さない
✅つみたてNISAのメリットやデメリットを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみて下さいね。
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つみたてNISA7つのメリットと6つのデメリット【初心者用】
まずは小さく始めて成果を出し、資産運用の楽しさを噛み締めましょう!